地震。津波。火事。
起きて欲しくないと願うばかりの災害ですが、唯一できることがあります。
それは、備えること。
起きてから学んでも手遅れになっている場合もあります。
命に関わることかもしれないので、しっかり興味を持って、一緒に勉強していきましょう!
今回のテーマは、「非常用持ち出しバッグに入れておきたい貴重品」です。
あなたは、非常用持ち出しバッグを用意していますか?
用意していない。という方はまずは自分が被災した時にパッと持ち運べる位置に持ち出せるバッグを用意しましょう。
持ち出しバッグに入れておきたい貴重品
非常用持ち出しバッグを用意したら、貴重品の準備をしましょう。
普段持ち歩く財布の中に入っているものは、無理に持ち出しバッグに詰める必要はありません。
簡易チェックリスト
- 現金(小銭多め)
- 身分証明書(運転免許証、パスポート)
- 印鑑
- 銀行通帳
- 健康保険証
- 年金手帳
- 避難場所候補地の住所
- 緊急連絡先
- 家の鍵
- 車の鍵
- 生命保険契約番号
- 家族の写真
人によって他にも貴重品リストに付け加えたいと思うこともあるかもしれません。
その場合はぜひコメントで教えてもらえると嬉しいです!
貴重品の持ち出しを考えておく重要性
前の章では非常時に持ち出すことを想定した貴重品のまとめリストを作成して紹介しました。
その準備をする上で、なぜこれらが必要なのかをしっかり納得して準備した方が、いざという時に頭が真っ白になっても貴重品だけは持ち出すことができると思うので、上でリストアップしたものの内、特にポイントとなる項目について、その重要性について説明します。
現金(小銭)
お金は生活に直結するので、その重要性は言うまでもありませんが、ここでのポイントは現金、特に小銭が多めというところです。
そもそも、備える時は最悪の場合を想定するので、当然電気などのライフラインが一時的に機能しなくなっていることを想定しています。
その際、電気がなければクレジットカードでの決済などができないことも考えられます。
また、現金が活躍するということは、少なからずお釣りが発生します。
災害時は、釣り銭の補給も容易ではなくなるため、釣り銭がなるべく出ないように持っておくことをお勧めします。
最悪釣り銭を諦めることになっても、少額であれば納得できるでしょう。
身分証明
身分証明も災害時に限らず常に大切なものですが、被災後に再発行すると同じように紛失してしまった方も多いことが予想されるので、再発行にいつも以上に時間がかかる恐れがあります。
また、再発行手続きもすぐに再開されるかどうかもわからないので、本当に必要な時になくて困ることも想定されます。
印鑑
被災後、罹災証明などの役所書類の作成時や銀行から現金を引き出す際に必要となる印鑑。
特に電気が止まってしまった地域の銀行では通帳と印鑑による窓口引き出しのみ可能ということも考えられるので、タンスの奥底に保管するのではなく、貴重品持ち出しバッグに入れるようにしましょう。
もちろん防犯上の懸念もあると思うので、普段はすぐに取り出せる別の場所に保管していても良いですが、突然の大地震などで部屋がぐちゃぐちゃになった中、忘れずに持ち出せるかということは考えて保管しましょう。
家族の写真
家族と離れ離れの場所で被災したとき、家族を見かけた人がいないか聞くたびに携帯をつけていては、充電が持ちません。
1枚はプリントアウトして持ち出しバッグに忍ばせておきましょう。
まとめ
災害時持ち出しバッグを用意している方でも、貴重品まで気が回っている方は少ないかもしれませんね。
今回のポイントを最後におさらいしておきます。
被災時は1分1秒を争う場合も想定されます。
特に、印鑑や小銭、家族の写真などは準備していないとすぐに用意できないものだったりします。
いつくるかわからないからこそ、早めの備えをしましょう!
少しでも多くの方の力になれるようにこれからも防災について記事にしていくので、これからもよろしくお願いします。